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業界別リファレンス読了時間 4分

フード・飲食店CMのリファレンス:どこで探し、何を見るか

飲食店のCMやフード広告のリファレンスは、どこで探せばいいのでしょうか?そして、どれを保存する価値があるのでしょうか?フードの映像が売るものは二つです。料理の見た目と、その場にいたらどう感じるか。役に立つリファレンスは、見栄えのいい一皿だけでなく、そのどちらかがどう組み立てられたか(ショット、カット、音)まで見せてくれます。

どこで探すか

三種類の情報源が、ブリーフのそれぞれ異なる部分をカバーします。

  • 業界別ページのある広告キャンペーンのデータベース。 Ads of the Worldは自らを「ever-growing advertising campaign database」(増え続ける広告キャンペーンのデータベース)と説明しています。Industriesページには「Food」「Drinks (Non Alcoholic)」「Hospitality, Tourism」があります。
  • シェフ、飲食店グループ、フード専門のビデオグラファーのアカウント。 それぞれが投稿しているプラットフォームで探します。出典をリファレンスと一緒に残せるよう、画面録画ではなくリンクを保存します。
  • 動画リファレンスカタログ。 ShotBookは、エディターと映像制作者のための動画リファレンスカタログです。リファレンスは撮影・編集テクニックで整理され、タグ付けされています。カタログは人の手で選び、人の目で確認しています。

ほかのサイトの説明は、2026年10月14日時点の各サイトのページから引用しています。ShotBookのカタログの例は、以下の各セクションでカタログ上のタイトルのまま紹介します。

まず映像の役割を決める

検索の前に、映像の役割を言葉にします。新メニューを打ち出すのか、新店舗のオープンを伝えるのか、デリバリーを売り込むのか、シェフの物語を語るのか。次に、目指す印象を一行で書きます。温かくゆったり、にぎやかでテンポよく、静かで緻密、といった具合です。この一行が、どのリファレンスを残すかを決めます。

ショットごとの役割から探す

  • 主役: 売るための構図で捉えた料理やドリンク。
  • 素材: 食材そのものを、寄りで質感まで。
  • 工程: 刻む、焼き付ける、盛り付ける、注ぐ。
  • 瞬間: 立ちのぼる湯気、ジュッと焼けるところ、注ぐ一瞬、料理にナイフを入れるところ、伸びるチーズ。
  • 店内: 入口、バー、接客、にぎわうテーブル。
  • オファー: 店名、メニュー、価格。カットが切り替わる前に読み取れなければならない文字。
  • 締め: 主役の一皿、ロゴ、住所。

料理のジャンルではなく、ショットで探します。コーヒーを注ぐショットが、カクテルのシーンの答えになることもあります。

名前で検索したいテクニック

形と動きをつなぐmatch cut

共通する形や動きでショットをつなぐmatch cutを探します。フライパンから皿へ、注ぐ動きから次の注ぐ動きへ、包丁の動きから飾り付けへ。カットをまたいで視線がどこに着地するかを確認してください。被写体の位置が飛びすぎると、意図的なつなぎに見えなくなることがあります。

ShotBookのカタログにある例:Perfect Grilled Steak (Match Cut)、Home Cooked Date Night (Match Cut)、Ninja Style Ramen (Match Cut, Split-Screen)。

工程を見せるcut-on-actionとjump cut

カットが動作の瞬間(ひっくり返す、注ぐ、切る)に合っているとき、あるいはjump cutが手順を圧縮しているとき、レシピは数秒に収まります。カットをまたいでも手がフレームに入ったままかを確認してください。

ShotBookのカタログにある例:Gourmet Chef's Creations (Cut-on-action, Speed Ramp)、Chef Prepares Pasta Dish (Cut-on-action)、Traditional Cooking Journey (Jump Cut)。

注ぐ瞬間と盛り付けのspeed ramp

じっくり見せたい瞬間(注ぐ、あおる、最後の飾り付け)の前後でスピードを変えるrampを探します。スローの部分が撮影時のフレームレートによるものか、ポストプロダクションでのリタイムによるものかを確認してください。クルーは撮影前にそれを知っておく必要があります。

ShotBookのカタログにある例:Vibrant Restaurant Showcase (Speed Ramp, Match Cut)とCoffee Culture Evolution (Speed Ramp, Split-Screen)。

二つの料理、二人の料理人を見せるsplit-screen

split-screenなら、二つの料理、二人の料理人、二つの工程を横に並べ、分割した両方の画面でひとつのリズムを保ったまま編集できます。

ShotBookのカタログにある例:Culinary Duel (Split-Screen, Whip Pan)。

店内も商品の一部

飲食店の仕事では、店内も商品の一部として扱います。ドア、バー、接客、にぎわうテーブル。テンポを落とさずに店内から料理へと移っていくリファレンスを探しましょう。

ShotBookのカタログにある例:A New Place Unveiled (Punch-In/Out, Whip Pan)、Italian Restaurant Experience (Masking, Speed Ramp)、Speakeasy Intermission (Cut-on-action, Overlay)。

保存する前に音を聴く

リファレンスを一度、音を消して再生します。編集の勢いやわかりやすさが失われるなら、サウンドトラックが何を担っていたか(焼ける音、注ぐ音、サクッという音、まな板に当たる包丁の音、満席の店内のざわめき)をメモし、それをトリートメントに書き込みます。

リファレンスから編集へ

ShotBookのリファレンスには、テクニック、エフェクト、実行の細部が含まれることがあります。多くのリファレンスには、Final Cut Pro、Premiere Pro、DaVinci Resolve、CapCutのチュートリアルがひも付いています。リファレンスは「何をしたか」を見せ、チュートリアルは「いつもの編集ソフトでどう作るか」を教えてくれます。

クライアントが読み取れるボードをつくる

リファレンスは料理のジャンルごとではなく、ショットリストに沿ってまとめます。主役、素材、工程、瞬間、店内、オファー、締め。各リファレンスの下に、それが何を示しているかを一行添えます。

目指すのは、見栄えのいい料理を集めたフォルダではありません。クルーが撮影でき、エディターが編集できる瞬間のリストです。

FAQ

飲食店CMの編集リファレンスは、どこで探せますか?

料理のジャンルではなく、match cut、cut-on-action、speed ramp、split-screenといったテクニックで探します。情報源は上の「どこで探すか」に、ShotBookのカタログの例は各テクニックの項にあります。

ShotBookに無料プランはありますか?

はい。無料プランがあります。有料プランは月額と年額です。無料プランでは、動画の詳細表示に一日あたりの上限があります。